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ナイル殺人事件映画延期の理由は何?日本公開日いつからか紹介!


「ナイル殺人事件」「ウエストサイドストーリー」「ナイトメアアリー」の3作品は直近になって劇場公開予定が延期になったハリウッド映画です。

こちら、すべてがディズニー配給の映画です。

その中でも、「ナイル殺人事件」はアガサ・クリスティの生誕130周年、そして「名探偵ポアロ」シリーズ出版100周年という記念すべき年である2020年の10月23日に公開される予定でした。

しかしあえなく延期。

絶好の広告宣伝条件のそろったタイミングになったのに。配給再度は頭を抱えたことでしょう。

多くの人に愛され、映画化され、舞台化もされたこの不朽の名作の最新映画版は、何故延期の憂き目にあってしまったのでしょうか?

 

ナイル殺人事件映画延期

「オリエント急行殺人事件」に続く、アガサ・クリスティーの傑作ミステリー「ナイル殺人事件」が公開延期となる、とアメリカのウォルト・ディズニーが発表して世間がざわつきました。

この公開延期発表は2020年9月の時点でなされていますが、この時は20年10月23日に公開が予定されていました。

更にざわついた理由が次の公開予定日が明確にならず、無期延期のような状態に置かれてしまったからです。

製作総指揮をリドリー・スコット、監督にケネス・ブラナーの映画なのに、なぜこんなことに??

 

理由は?

ずばり、新型コロナのの感染拡大の影響です。

ご存知の通り、アメリカのCOVID-19のパンデミックの影響により、ニューヨークやロサンゼルスなどの巨大市場の映画館がまだ閉鎖されている状態にあります。

一回収束するかにも思えたコロナの大流行は再び感染拡大が起きており、また営業をしている劇場も入場者制限を行っています。

公開している映画館に観客が気兼ねなく足を運んで映画を見に来られるような状態には戻っていません。

2020年時にはこちらと同時期の公開予定作で人気スパイ映画シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ブラック・ウィドウ』なども軒並み延期されてしまいましたが、2020年9月の時点で「無期限」の延期は珍しい判断でした。

それほど、コロナ禍は人々の命を奪い、感染した後も後遺症に悩まされる人々を増やし、世界経済と人流を混乱させ、その影響が映画の興行側の見通しを不透明にさせました。

映画の公開は、自分の持ち玉の配給映画だけでなく、その前後に並んでいる映画との兼ね合いがありますから、そうそう簡単にずらせるものではないのです。

公開日めがけて媒体の広告などがピークを迎えるように何か月も前から宣伝を仕込んでいますから、その効果も水の泡になってしまいますし、映画館が盛り上がるシーズンというのが1年の間に何回かあって、また子供向けの映画を上映するようなタイミング(学校がお休みの時期)もありますから、1つのタイミングを逃して、ハイ翌月ねというわけにはいかないんですよ。

パンデミックの影響の場合、時期をずらしたからと言ってそこで感染拡大が収まっているかどうかなんてわかりませんし、新しい映画を製作している以上それらもどんどん公開日を設定しなければならなくなります。

もはや玉突き事故の大渋滞状態。

こういった大きな映画だと大きなニュースになっていますが、その陰であらぬ余波を食らって、公開時期がとてつもなく飛ばされてしまったり、上映日程が短縮させられてしまったりしている小さな映画は沢山あることでしょう。

更には「お蔵入り」されて劇場の日の目を見ない作品も出てきているに違いありません。

エンタメ業界も今は本当に大変です。

 

日本公開日はいつ?

当初は日本の公開は12月18日に置かれていた「ナイル殺人事件」は、一旦アメリカ、日本共に2022年2月11日公開が改めて予定されました。

そこから再び2月25日へ2週間の延期となり、2年越しに二転三転していた公開日がようやく落ち着いたという感じです。

「ナイル殺人事件」のアメリカの公開は2022年2月11日のままです。

 

まとめ

「ナイル殺人事件」に限らずではありますが、ディズニーはマーベル・シネマティック・ユニバースの劇場公開作品も軒並み公開を延期しています。

ここでちょっとした「ナイル殺人事件」に関するトリビアではありますが、映画のストーリーや俳優たちの演技の素晴らしさを楽しむのは勿論なのですが、映画のセットや旅先の美しい風景にも目を配って楽しんでもらいたいところ。

このスリラー大作に使われている絢爛豪華なセット、衣装、小道具の中で、特に注目していただきたいのが「ダイヤモンド」。

これはオードリー・ヘプバーンが「ティファニーで朝食を」のプロモーション写真で使用したものと同じです。

これがガル・ガドット演じるリネットが身につけているのです。

ティファニーの“イエロー・ダイヤモンド”、それはそれは高価な歴史のある一品です。

今回の「ナイル殺人事件」の映画内での使用許可について、ティファニーは、

「ティファニーのダイヤモンドは、ティファニーでの最高水準の技術と職人技のシンボルであり、めったにその金庫を出て登場することはありません。アガサ・クリスティーの名作小説のメインキャストが着用するということは、私たちの貴重なダイヤモンドを使用するに値することです」

出典:BAZZAR

と語っています。(Tatler記事より抜粋)

552カラットあるだそう。

1877年に発見されてから片手で数えられるくらいの人しか身に着けていないのだそうです。

皆さんがご存知の人も実は身に着けたことがあります。

映画と同じく、答えも一回「延期」で、誰が身に着けていたものか、それは次の投稿で明らかにします!

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なぎさ
サブカル大好きブロガー。日常で気になること、興味を持ったことなどを書いていく雑記ブログです。