香月美夜先生によって書かれた「本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～」はビブリア・ファンタジーとして人気を博した作品です。
小説投稿サイト「小説家になろう」では2013年9月から2017年3月まで連載されており、全5部677話で完結された大人気小説です。
のちに漫画化されシリーズ累計500万部を突破するほどの人気ぶりで、2019年からはアニメ化もされ、2022年4月にはアニメの3期が放送決定しています！
こんなに人気がある作品ですが、「本好きの下剋上」とネットで検索すると「イライラする」といったワードがヒットします。
作品のどういった部分が「イライラする」と思わせてしまうのか低評価に繋がる理由について調べてみましたので見ていきましょう！
本好きの下剋上どこがイライラする？
「本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～
アニメ化もした原作なろう小説の漫画版
面白いんだけど序盤はマインの身勝手自己中心的お子様思考（中身成人済みなのに）にイライラさせられる
大人と社会の理不尽加減にもブチギレそう…https://t.co/edvGMGOf76 #ピッコマ— まめ (@10mame231) September 1, 2020
主人公のマインがうざい ！
一つ目に「主人公のマインがうざい 」といった意見が挙がっているようです。
最初にこの物語について少し触れると、主人公は「本須麗乃」という本が大好きな22歳の女性で、大学を卒業し図書館の司書として内定をもらい、これから大好きな本に囲まれてお仕事ができると思っていた矢先に地震で落ちてきた大量の本の下敷きとなり命を落としてしまいます。
しかし、目を覚ますと中世ヨーロッパような異世界へ転生しており、記憶はそのままに体はマインという少女として生きていくことになりました。
その異世界では本は貴重なものとして存在し身近なものではなかったため、マインは自身で本を作り出そうと奮闘するといった話になります。
ここで分かる通り、見た目は少女ですが中身は22歳の大人の女性のために「見た目と言動に差が有り過ぎる」といった部分がうざいと言われてしまっているようです。
また、マインはやっと夢が叶ったという矢先に命を落としてしまったため、本に対してすごく執着をしていて作品タイトルにもあるように「本を読むためには手段を選ばない」といったスタンスです。
時には子供であることを利用してわがままを言ってみたり、自分が病弱な体ゆえに周りをこき使いそして振り回し、さらには計算高い性格だったため視聴者から「うざい、イライラする」と言われてしまっているようです。
その他にもタイトルにもある「下剋上」について、作中でマインは下剋上をしていないのでタイトルについても意味が分からないなどという声も上がっています。
アニメの作画がひどい？
本好きの下剋上アニメ化……嬉しいよ嬉しいけどあのＰＶはない(；´Д｀) なにあのひどい作画もうちょっとなんとかならなかったの？原作を知らない人はアレをみてアニメを見るかどうか決めるんですよねぇ（´・ω・`）ｼｮﾎﾞｰﾝ
— 居眠り兎 (@inemuriusagi) March 8, 2019
本好きの下剋上のアニメアンコール放送を今やっててはじめて見たが絵の崩壊がひどいなー
— ノラのあ (@noranoa) December 8, 2021
原作や漫画の方がクオリティが高かった！
二つ目に作画のクオリティが低いという意見が挙がっています。
本好きの下剋上は原作やコミカライズされたキャラクターや漫画の人気が非常に高かったため、アニメ化を待ち望んでいたファンからすると期待を裏切られてしまったと感じる声が多くあったようです。
【本好きの下剋上 作画について】
←アニメ 漫画→可愛さのレベルが此処まで負けるアニメって中々無い。
原作はかなり面白いんだぞ pic.twitter.com/yTFdoM4Z6I— 湯屋@大回転 (@nicoattomak) October 22, 2019
アニメのマインも可愛らしいと思いますが、原作からのファンが多く、キャラクターの人気が高かっただけに期待外れという声が多く上がってしまったのかもしれませんね。
ストーリー展開が遅い？
本好きの下剋上 11話。展開が遅いと思ったら、二期あり？なるほどねぇ…。ここにきてようやく家族になったと。まぁ貴族側にならないと話進まないしねぇ…。
— 蒼星 悠 (@souseiyuu) December 19, 2019
本好きの下剋上のアニメなぁ
進むのクソ遅い…
僕が一番見たいのは女神の化身Ⅶあたりなのに— 六角人間🍣🍊6g+◢.rtf @テスト初日休んで落単したよやったね☆ (@hexagon_ts21516) December 3, 2021
三つ目に言われているのがストーリー展開が遅くなかなか進まない！という意見です。
アニメではよくある話で、他にもなかなか進まないなと思う作品はあるので、本好きの下剋上に限った話ではないとは思いますが、原作を知っているファンや今後の展開を期待する視聴者からは飽きられやすく、アニメの低評価に繋がる原因になってしまっているようですね。
低評価ばかりではない！
『本好きの下剋上』あと2日で短編集出るし4月にはアニメ3期始まるし楽しみしかない
本編は「小説家になろう」で無料で読めるのでお時間のある方は是非〜〜〜序盤より中盤、さらに後半と怒涛の展開。面白いよ！！ pic.twitter.com/4B0EMe5gwr— なるせ🥂 (@KA_RIRIN) March 8, 2022
映像化が楽しみ！
本好きの下剋上には様々な性格のキャラクターが登場し、魅力的なキャラクターも多いこともファンに愛される理由の一つです。
また、中世ヨーロッパのような身近でない異世界への転生や本好きの主人公ということで難しい話や聞きなれない言葉などが出てくることもありますが、アニメではコミカルな描写や演出も織り交ぜられているので楽しく見られるというのも面白いと言われる理由のようです！
2022年4月から放送されるアニメ3期を楽しみにしているファンももちろんたくさんいるので人気作品なのは間違いないですね！
まとめ
『本好きの下剋上』アニメ第3期決定おめでとうございます！！もう嬉しすぎて今から立ったり座ったりソワソワしてます。 pic.twitter.com/aGMeeXE4hU
— 戸部淑 (@tobesuna) July 12, 2020
今回の記事では「本好きの下剋上」に対する「うざい」「ひどい」「イライラする」などの低評価に繋がる理由について掘り下げていきましたが、実際は賛否両論あるアニメだと言えますね！
原作の素晴らしさからアニメへの期待値が大きくそのギャップがショックとして受け取られてしまったことがアニメの低評価に繋がる大きい理由だったのではないでしょうか？
ですが、アニメも3期まで続くということは面白いと感じている視聴者の方が多いということなのかもしれません！
これからどのような展開になるのか楽しみですね！
以上、本好きの下剋上イライラする？アニメの評価が低い理由はなぜ？についてまとめてみました！
