ネタバレのポストクレジットが流出しまくっている状況ですが、皆さんヴェノム2の索引自体にも興味がありつつ、巷の噂の事の成り行きにも気持ちを持っていかれてませんか?
ヴェノムを楽しみたいから知りたくない反面、何があるのか知りたくてウズウズ、という相反する2つの気持ちに引き裂かれるんですよねーー。
どっちの気持ちが強いですか?
御免なさい、ここではちょびっと掘り下げちゃいます。
それではMCU参戦の噂を考察していきたいと思います。
そもそもMCUってなんだ?
プロレス団体か?
今回も大人の事情を交えてお話しちゃいます。
ヴェノムMCU参戦?!
Me and the boys watching the Venom 2 post credit scene: pic.twitter.com/BT5PG6tq3T
— Los (@Calo_____) October 2, 2021
ヴェノムはマーベル・コミックのキャラクターでありながら、ソニーに映画化権が移っているので、それを古巣のMCUとタッグを組ませるというのはある意味ファンにとっては夢のような企画!
ヴェノムがMCUのユニバースに飛び込んでくる、という話があるのです。
アレ、逆かな?スパイダーマンがソニーのユニバースに飛んでくるのか?
あ、そもそも論でしたね。
まずはMCUから始めないと。
MCUとは
まずはMCUとはなんぞや、ですね。
Marvel Cinematic Universe, 略してMCU。
通称アメコミと呼ばれるアメリカン・コミックの「マーベル・コミックス」を原作として、マーベル・スタジオが製作する、スーパーヒーローものの実写映画の作品群、世界観、みたいなところです。
「インフィニティ・ザーガ」呼ばれる23作品がフェーズ3までで、現在フェーズ4が進行中。
- フェーズ1:2008年公開の「アイアンマン」から2012年公開の「アベンジャーズ」まで。
- フェーズ2:2013年公開の「アイアンマン3」から2015年公開の「アントマン」まで。
- フェーズ3:2016年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」から2019年公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」まで。
- フェーズ4:2021年公開の「ブラック・ウィドウ」から。現在進行形。
映画作品だけでなくドラマも重要なコンテンツになってきています。
これ、全部マーベル・スタジオが製作して公開される映画ですから、ヴェノムが所属している(笑)ソニー・ピクチャーズとは別なわけです。
老舗事務所から移籍した芸能人が元の事務所のお仕事を受けるんですか、ってくらいのお話。
じゃ、だれと共演するんですか、ってことになりますよね。
ヴェノムとスパイダーマンの共演はあるのか?
MCUとの兼ね合い考えなよと思いつつ、森川さんは過去にスパイダーマンのアニメでスパイディやってて、ライミ版でエディとヴェノムやってて次はマリガンということはさらに次回作当たりトキシンになるってこと???
って考えると、森川智之さんって滅茶苦茶スパイダーマンと縁の深い声優になるな…。 https://t.co/vUmsef5TJM— 宇宙・刑事コロンボ (@bu_columbo) November 25, 2021
ヴェノムは「スパイダーマン」の超強い敵役として登場したのがそもそもの始まり。
スパイダーマンの中に出てきたのは「スパイダーマン3」
あのブラックスパイダーマンです。
そこからマーベル・コミックのファンの強大な後押しを背景に独立したキャラでフランチャイズが始まっての今年が2作目、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」。
長らく「スパイダーマン」をめぐってはソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオ(現在ウォルト・ディズニーの傘下)は仲があまりよろしいとは言えませんでした。
共演させたくてもできない二人~♪
でもでも!
https://comicbook.com/marvel/news/sony-two-new-marvel-movies-for-2023/
マーベル・シネマティック・ユニバースに正式に接続されているソニーのフランチャイズは、2023年に2つの新しい日付を追加しました。2023年1月に公開される「Kraven the Hunter」だけではなく、2023年6月23日と10月6日に未発表のプロジェクトの公開日が追加されました。これらの日にどのような映画が公開されるのか、スタジオがいつ明らかにするのかは不明です。
出典:commicbook.com
異なる映画製作会社が協調して作品を手掛ける発表がなされているのです。
マーベル映画だけで言ったら2023年は7本か?
スパイダーマン3でヴェノムが登場したわけですから、この間柄はそう簡単に断ち切れるものではないでしょう。
そこでポストクレジットに何かファンの期待を煽って興奮させるような情報が盛り込まれているとすれば、当然ながらヴェノムとスパイダーマンの競演に話は行きますよね。
2023年はマーベル映画が7本公開することに
1/13 – クレイヴン・ザ・ハンター
2/17 – ザ・マーベルズ
5/5 – GotG:Vol.3
6/23 – 無題のマーベル映画(ソニー)
7/28 – アントマン&ワスプ:クアントゥマニア
10/6 – 無題のマーベル映画(ソニー)
11/3 – 無題のマーベル映画(マーベル・スタジオ) pic.twitter.com/1ZQnp8wJxu— ゆとぴ@アメコミ映画&フィギュア情報/トイハコ/FRC (@frc_watashi_ame) October 23, 2021
もう、どうにかしてこの2人を一緒にしてあげたい。
まとめ
僕の予想では、NWH後はソニー製作のnot MCUスパイダーマン(少なくともホランド版と同一人物設定のピーター・パーカー)が作られ、ヴェノムやモーヴィアスと合流、一方マイルズ・モラレススパイダーマンがMCUに登場し、マーヴェル製作のスパイダーマンシリーズが作られる。 https://t.co/9m9ppJM5zG
— (@2ceratops) November 18, 2021
原作のマーベル・コミックでは強大なヴィラン(=悪役)であるカーネイジやシュリークにスパイダーマンやヴェノムが立ち向かうという展開でした。
原作のファンであるならば、スパイダーマンとヴェノムのタッグでヒール軍団をぶちのめして欲しいと願うのは当然のこと。
ですが大人の事情でMCUとソニー・ピクチャーズに分かれてしまったこの2つのキャラクターは映画の中で一緒になることが権利上できなかったのです。
それぞれの会社で人気キャラとして展開しているだけに一緒にしてしまうと、なかなかツートップというわけには・・・・。
だってヴェノムは宇宙からきた未確認生命体で、スパイダーマンを苦しめたのですからMCUとしてはこちらが本家本元、スパイダーマンこそアメコミの世界の正統派ヒーローで主役、と行きたいところでしょう。
ヴェノムはアメコミファンに絶大な人気がありつつもスパイダーマンからのスピンアウトですし、一応アンチヒーローですから二番手に甘んじなければならないような成り行きになってしまうのではという心配も。
このジレンマをぶっ飛ばす仕掛けがチラ見えしているポストクレジット。
もはやスパイダーマンはアメコミの色々な作品のユニバースを自由に行き来して枠から飛び出して活躍しちゃうのかもねーーー!
やっぱり事の真相はいち早く劇場に足を運んで、自分の目で確かめてください!